創作全般よっこらしょ

二次創作とか、詩など 日常のことも (現在一部の記事に画像障害が発生しています)

ゲーム

「信じ合うこと」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

あのとき 王子はどんな気持ちだったんだろう わたしの爪は、牙は 怖くなかったのかな きっと、怖くなんてなかったんだね それだけわたしのことを 信頼してくれていたんだ だから、来てくれた お花の束をくれた 「また会いにきたよ」 って 「姫」 って 言って…

「ぬくもりの冬」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

微笑みが落ちてきた 青い月から、静かにそっと わたしの元に、ゆうの元に ひかりの粒をまといながら 月の微笑みが落ちてきた 星だけは何も言わず きいらりとしている 少しだけはかなく感じる思いが 今夜も良い夜だ 執務に疲れた身に沁みわたる 夜気がそっと…

わたしの好きな姫と王子3 ~嘘つき姫と盲目王子 公式イラスト紹介~

こんばんはー。 寒い冬が大好きな、変だよねそれって言われるともみです えー、冬ってステキな季節だと思うんだけどなあ。 冴えきった鋭い空気に、キリッとしている葉を落とした枝々。 でもオヒサマの下に来れば、ちゃんとぬくもりも感じられるって言う。 い…

「永遠が始まるよ」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

寄り添うぬくもり、体温 右隣りのキミはしんと流れるように 今夜も歌っているね 夜月も微笑んでいる 薄く雲もたなびき ねむる森は静かにあって 歌声がそっと耳に入ってくる 風がソラへ運んでいく キミとの永遠が 今夜も始まろうとしているね ボクとキミと、…

「心配すんな」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

誰かのことが好きすぎて つらくなったり 苦しくなったり したことがありますか ずいぶんとまあ いろんなお相手サマと お付き合いしてきたけれど 今みたいに 思いや気持ちが暴走しかけて 好きなのに苦しい こんな状態になるのは 実のところ初めてかもしれない…

「ありがとう」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

何を得て何を失い そしてまた わたしは何を手に入れたんだろう 茫洋とした記憶の中を 懸命に探り 手を伸ばしてみても 触れられるものは何もなく だけれどもあなたの あなたの笑顔だけが近くに揺らいでいて 間違ったことをしてきたのかな 誰かの涙の上に わた…

「駆け抜けて、大きくなって」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

もっともっと強くなるんだ わたし、今のままで満足なんてしないの さらなる高みを目指すの 目標はもちろん、おとうさん! 同じく目標は、パパ! おとうさんみたいに、やさしくなって パパみたいな、ステキなゆうしゃになる こんなところじゃ、まだまだなんだ…

「あなたの耳に」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

むかしはひそひそ話なんて したことなかったな そもそもが、する相手もいなかったし 話したとしても、大声でガサツだった ほら 森の学校に通ってた頃の話よ 女子同士の会話なんて、とうてい 聞かせられたものじゃなかった 特に、男子にはね 大切なひとができ…

「ありがとうのとなり」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩 ぜんぶひらがな

おねがいだよ、ひめ ずっとボクのとなりにいておくれよ バッとおきあがった なんていうあくむだろう ひめがボクをおいたままで すがたをけしてしまうなんて ひたいににじんでいたあせを てのこうでらんぼうにぬぐった いきがとてもあらい (ひめ……) 「ごは…

「交換してこそプレゼント」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作小説

むふー。 できたっ! 作ってた時間、ほぼ半日。がんばったよ! 「あれ、お絵かきでしたか、ゆうサン」 「わあ! 見ちゃダメ!」 サカサが、机に広げていたわたしの絵をのぞき込んできたので、あわてて身体で隠した。 「そんなぁ。でも、上手でしたネ」 「ほ…

「イブに手をつないで」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作小説

「姫ー、ひめー」 王子の呼び声が、遠くさざなみのように聞こえる。そうか、ここはわたしの初見だった、海岸、と言う場所なんだろう。きっと、んーん、絶対に、王子と一緒にデートに来てるんだ。そこで、あんな呼んじゃって。無邪気だなあ、王子。わたしだけ…

「近づいた距離、階段を登って」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

どうしちゃったの? 今日のフローラ、なんか落ち着いてない わたしはそんな疑問を持ったけど 聞くタイミングが無くて んーん 聞いたら「何か」が起こりそうで 口をつぐんでいたの 「ちょっとこの辺で、休憩しません?」 「ん? うん」 そしたらフローラは、…

「帰ってこられる場所に」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

今日もそっと見守り 明日もいっしょに過ごして 毎夜、いろんなおはなしをしよう いつまででも いつからでも わたしはおとうさんだから いつか見る明日が 別々のものになっても ここに幸福がある それを守り続けよう もし、傷ついたときには いつでも帰ってく…

「何度だって何回だって」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

本格的に寒くなってきたね わたしには、オオカミに戻れば 分厚い毛皮があるけれど あなたはフツーのニンゲン 風邪をひいたりしないか ちょっと心配にもなるよ だから、せめてって思って 朝のまだ明けやらぬころ あなたに、ピッタリくっついて 体温をおすそ分…

好きは果てしなくて Ver.2.0.0 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

最近のこと 姫が時折見せていた ちょっと翳りのある 寂しそうな顔 それがなくなってきたんだ 確かに何かを考え込むかのような そんな表情は見せる だけどボクはあえて聞かなかった 誰にだって触れられたく無いこと 胸の内に置いておきたいことは 必ずあるか…

「育児は育自」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

永遠なんて言うものも 運命なんて言うものも 信じてはいなかった ときの流れはどうあがいても 有限のものだし 自分自身のチカラをもって 切り拓けば道は作れる そう信じ込んでいた わたしのすべてを変えてくれたのは このまだ小さい少女 今は亡き勇者から こ…

「姫とボクの」06 嘘つき姫と盲目王子 二次創作小説

前のお話はこちら。 tomomikoshigaya.hatenablog.com 姫とボクの 06 「くすり屋さん」「厳密には違うけど、それに近いものかな」「賛成! 王子、いろんなこととかお花とかに、めっちゃ詳しいもん」「詳しいだけじゃダメだけど。やってみてもいい?」「もちろ…

「姫とボクの」05 嘘つき姫と盲目王子 二次創作小説

前のお話はこちら tomomikoshigaya.hatenablog.com 姫とボクの 05 午後はのんびり過ごした。少しソラが曇ってきて、肌寒くなったのもあって。ボクたちはベッドに潜り込み、うとうとしちゃった。隣りにぬくもりがあるって、嬉しいことだね。「寝たねー」「う…

「姫とボクの」04 嘘つき姫と盲目王子 二次創作小説

前のお話はこちら tomomikoshigaya.hatenablog.com 姫とボクの 04 ただいまー、ってふたりで言いながら玄関ドアを開ける。お魚は結局、サンマにしようとしてたんだけど、「これが良さそう」って姫の意見で、ホッケの一夜干し。なかなかに渋い献立になりそう…

「姫とボクの」03 嘘つき姫と盲目王子 二次創作小説

前のお話はこちら tomomikoshigaya.hatenablog.com 姫とボクの 03 市場へ向かう道々、吹き抜ける冷たくなってきた風のことが話題になった。「前にね?」「ん?」「雪がひどくて、洞窟に入っていたことあったの、一緒に」「そっか。あんまりボク、覚えてない…

「姫とボクの」02 嘘つき姫と盲目王子 二次創作小説

前のお話はこちら tomomikoshigaya.hatenablog.com 姫とボクの 02 結局のところ、お昼ごはんはボクが作り直して。姫が作ってくれていた麦茶と一緒に、美味しくいただいたよ。「ごちそー」「さまでしたっ!」姫に合わせて、ボクも言う。ふう、おなかいっぱい…

「姫とボクの」01 嘘つき姫と盲目王子 二次創作小説

姫とボクの 01 思えばずいぶんと遠くまで来た。姫との新天地を求めて、元の王国からだいぶ離れたこの、小さな港町。 「ここにしようよ」「森の中じゃないけど?」「んーん。近くに森も山もあるし、それに」「?」「王子と一緒だから!」 そう言った姫は、パ…

「いっしょのコーヒー」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

どもー、姫ッス だんだんとニンゲン文化に慣れてきて 今日は、なんとね ホットコーヒー、しかもブラックに挑戦だよ! アイスコーヒーは何回か 飲んだことある ぜんぶ、めちゃくちゃ甘くしてだけど ちょっと緊張はしてるな だから王子といっしょに ドトール入…

「運命と手を携えて」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

運命って、信じてる? ボクはもともと、それほど信じてはいなかったんだ よくさ 「運命を切り拓く」 とか、言ったりするじゃない それを聞くたびに 「ああ、まあそんな考えもあるよね」 ぐらいにしか、感じていなかった 運命って、信じてる? わたし、実はか…

「思いを馳せたその先に」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

いや、正直に言って わたしは子どもを持たないだろうと 漠然ではあっても、そう思っていた かつては殺戮をほしいままにした この血にまみれた魔王のことなど 好いてくれるものは現れぬものと そう思っていたからだ ものごとはわからない 人生というものもわ…

「星を見に行こうよ」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

キミと星を見たいんだ 流れる星もずっと瞬いている星も みんなボクたちを照らしてくれている かそけきものかもしれないけれど そこには精一杯の思いがつまっていて ほんのりと温かみを感じないかい? 無理に話すことはないよ だってボクたちの間には いつだ…

「姫、超高難度ゲームクイズに出演する!」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作小説

「姫、超高難度ゲームクイズに出演する!」 司会のサカサが、ジャグリングでマイクを操り、挑戦者である姫は、気合とスタジオに満ちる照明の熱で湧いた汗を、ゆっくりハンドタオルで拭いた。その姿はいにしえの闘技場で相手を待つ、戦士のそれに近かった。意…

「好きなのはね」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

好きなのはね やっぱり、おとうさん 大きくって力が強くて なのに、とってもやさしくて わたしのことを、いつも 心配してくれている 好きなのはね やっぱり、パパ 伝説になって語られる それくらいにりっぱな とってもりっぱな、勇者だった きっと、やさしか…

「王子、風邪をひく」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作小説

王子、風邪をひく 「あー、あるね。熱」 わたしは横になっている王子から、体温計を受け取って言った。37,9℃と言う、ビミョーな体温。王子は少し苦しそうに咳き込んでいる。 「寒くなってきた」 咳き込みながら、ベッドの中に潜り込む王子。いつもの端正な顔…

「雨に包まれて」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

秋雨の一日 霖雨が立ち込めるように 森に広がっている 霧のような雨に音は無く どこかぽやあんとした 眠気に近い空気が満ちる 姫はきっと オオカミの血がさせるのだろう 少々だるそうに 朝から横になっている (心配いらないからね) そう言われてはいるが …