創作全般よっこらしょ

二次創作とか、詩など 日常のことも (現在一部の記事に画像障害が発生しています)

一次創作

走ってはしって!(一次創作 詩044)

走れ! 走ろう! 足跡だってしっかりつけて ジャンプで前脚 雪に沈んでも まだまだ進める まだまだ走れる 寒風を切って 鼻の頭に 雪をくっつけてても どんどん行こう 先を目指そう もっかいもっかいジャンプ 走れ! 走ろう! Pinterestより

夜の途中、ゾッとするのは(一次創作 詩043)

どうにもと言うか どうやらと言うか まあわたしはひどい具合に 疲れ切りその挙げ句 周りも見えなくなっているらしい 眩しいのは街灯だけじゃなくて こころの奥まで照らそうとしてくる みんなの視線だ おそろしいね こわいよね そびえている建物 薄明るい夜空…

あきらめない(一次創作 詩042)

この声は届くだろうか キミのところに届くだろうか キミの気持ちに届くだろうか キミのこころに届くだろうか この声は響くだろうか キミの耳朶に響くだろうか キミの思いに響くだろうか キミのたましいに響くだろうか ボクはあきらめない だから 遠くとおく…

焔(一次創作 詩041)

もう言葉も出ない なにも出ない 感情は真っ白いかと そう思えど朱紅に染まって ただ茫洋としたがらんどうの中 燃え立つ焔だけが ごうごうと叫んでいる なんの炎なのか 聞くまでもないだろう わたしもそうだ だけれども わたしの「中」に 燃え盛っている感情…

雪積もり、おだやかに(一次創作 詩040)

今日は比較的に楽です なんせ、雪がやんでいますから 横殴りの吹雪の中でも わたしたちは走りますが やっぱりおだやかなお天気ですと 気持ちも少し、弾みますよね エンジンの調子も、今日は良いので ゆっくりゆっくり クラッチをつないでもらって わたしもに…

夕暮れを乗せて(一次創作 詩039)

こうして振り返ってみると ふと、思い返してみると 去年は、紅葉がとても見事だったなあ 特に、夕刻のが いつも走っている、ボクにとって馴染みの そんな風景だったけど お客さんみんなが、わぁって 車窓からの眺めを、喜んでくれてた そりゃあ嬉しくなるも…

ともに染まるこの場所(一次創作 詩038)

気持ちをすべて、持っていかれてしまうほどに ボクの吐息は、粉々になったかと見違え そうだ ここはいつか来た場所 キミとまだ出会う前 いつしかの予感が働いていた 手を握りしめることで つながっていたキミとボク いまは体温が離れているけれど そこにも、…

雪をも溶かす(一次創作 詩037)

よろしくお願いします その思いとともに手渡される 単線手動閉塞方式のタブレット 雪はやんでいても 凍りつくような寒さが ピンと張り詰めていて タブレット交換にも一苦労 腕木信号機が現役だった時代 わたしたちはこんなふうにして 信号機を動かし 安全確…

賢者と愚者(一次創作 詩036)

遅いな、遅い では少々、遊んでやろう なりふり構わず逃げるがいい 追って、追って 疲れ果てたところに 爪と牙を見舞ってやる 本気で逃げているのか、愚かな 実に愚かな その選択肢 間違いに気づくときには まあ、手遅れだがな まだ耳が働いているうちに こ…

そのときに、またね(一次創作 詩035)

ボクの時間は止まったままだけれど 季節は確実に移ろっていって 次第にボクも、その移ろいに 飲み込まれようとしているんだ 悲しくないし、嘆くことでもない いつかはこうなることが ボクには ボクたちにはわかっていた だから、止まったままの ボクの時間だ…

楽しみはいずこにも(一次創作 詩034)

今日は疲れたよ (いつも大変ね) でもまあ、ここまで帰ってきたし (うんうん) 見方によっては、ここだって (なあに?) 天国への階段、なのかもなって (縁起でもない) いやいや、死ぬわけじゃない (そうであってください) 登りきれば、きっと (きっ…

こころからの気持ちだよ(一次創作 詩033)

そっか、キミには初めてかもしれないね いやぁ、だからって そんなに意外そうな表情、するなよぅ 媚びてるわけじゃないよ? 迎合してるわけでも、もちろん無いからね? ただ、その、さ いつもキミたちは、わたしを遠くででも見かけると 逃げていってしまう …

冷めることのないぬるま湯の中で(一次創作 詩032)

郷愁にひたりたい気分でもなかったけれど やっぱり、と思って引き返してみた と言って、だれかがあたたかく迎えてくれたり わたしを待ち望んでくれている 酔狂なひとも、そうそういないだろう これでいい 自暴自棄の一歩手前のように こころのなかで、なにか…

約束、明日(一次創作 詩031)

泣きたいときに泣けばいい こらえている必要もなければ 耐え抜く覚悟も要らないものだ そうするときっと キミはこう言うんだろう 「できていれば苦労はしない」 その通りだな だれだってできれば、それに越したことはない だけど、振り返ってみろ ずっとキミ…

吹雪の先に思いは馳せる (一次創作 詩030)

ここにあるのは 凍てついてしまったレールと 身を切る雪風 でもボクたちには 熱く流れるひとびとの 寒さに負けまいとするつよさ それがある だからこそ頑張れる だからこそ走って行ける 転轍機にはカンテラが置かれ ボクたちの仕事を より良い方向へ励まして…

拝啓、読んでくださる皆さま (一次創作 詩029)

拝啓 はじめまして 長くなるかもしれませんが、お手紙を書かせてください ボクは極秘の扱いでした ボクの存在は秘匿とされていました 名前は 「マニ30 2012」 これだけで、あぁキミかと わかってくださる方 相当に鉄道がお好きですね マニ30は、ボクの名字の…

幸福のあとさき (一次創作 詩028)

悲しみや苦しみがわからないのなら 悔しさや憎しみがわからないのなら 一歩下がって 自分自身を見てみるといい それすら負け犬の行動と? ちがうね 下がってから己を見ると言う 勇気に満ちた行為を選択したのさ まだわからないと? キミはいま、しあわせだな…

意地 (一次創作 詩027)

山間部の一定しないカーブ 牽引すべき貨物はとても重たく ひとときも油断できない 休憩したくとも ボクが停車できる駅は非常に限られていて 次第に汗がにじんでくる そろそろ秋めいて 空気も爽やかなものになっていて ではあれ緊張が続くからか これは誇りと…

進行現示まで1分30秒 (一次創作 詩026)

ゆったりと走っています まあ、そんなに 急ぐ理由も見つかりませんし どうしても早く目的地まで 到着したいとおっしゃるのなら ボクは不向きなので 特別急行列車をご利用なさること そちらをオススメしますよ なんでそんなにやる気が無いんだ ああ、顔に書い…

その気はなくとも(一次創作 詩025)

そうか まだ伝えていなかったな 最初で最後だ 憶えておけよ、次はない 不用意に呼ぶな 敵と判断しなかったから こうして振り向いたが、だが まあ、用心することだ 繰り返しておく、次はない (Pinterestより)

ときに臨む(一次創作 詩024)

たまにはこんなのもいい 愛称表示は無愛想でも 誇らしくもある「臨時」 なぜかって? それだけボクが頼られている その証左になるじゃないか 列車番号も9000番台 スジを縫うかのように ボクの道行きが定められている これからが 本当のちからの見せどころ で…

ボクたちはきっと(一次創作 詩023)

そろそろ終わりも近づいて ボクたちはその役目を果たしたこと 改めて知ったんだ 荷物も乗せて ひとびとを乗せて 何よりも大切だった みんなの思いを乗せて ボクたちは走り続けた それももう終わる レールは撤去されて 生々しくも土が掘り返され ホームも崩れ…

さがしびと(一次創作 詩022)

まだ若かったころ キミは純粋な目を持ったまま ずっとさがし続けるんだ! 意気揚々と告げていた 私もかなうものと信じていた いつしか時間の流れを イヤでも経験していたら 虹なんて信じられなくなって キミも私も 伏し目がちになった 虹のふもとにはなにが…

夕映える(一次創作 詩021)

夏に突入して一ヶ月 みなさんはどんな毎日を 送っていらっしゃいますか ボクは走り続けています 夕映えの向こうまで ギラつくオヒサマまで あたかも手を届かせるように みなさんのこころこもった 荷物を運び続けています 西陽ですね ちょっとだけボクも眩し…

誇らしいからこその(一次創作 詩020)

冷蔵庫なんだ ボクの身体がね 大切なものが温まったり ましてや熱くなったりしないように 注意して 細心の注意をして 走ったんだ いまとなっては もうむかしのお話だけれども ボクの最先端技術で作られた この身体は 本当に誇らしく 本当に嬉しかった ときお…

立ち止まってごらんよ(一次創作 詩019)

べつになにを見ているわけじゃないよ 強いて言うなら季節を見てる 陽射しを感じながらね こんな時間の流れ ニンゲンはまず持てないよな せわしないし忙しいし 見渡すことをもはや 忘れてしまっているし かなしいね まあ今日ぐらいは ちょっと立ち止まってみ…

選択肢(一次創作 詩018)

険しい道のりを選んだんだね キミにとっては本当に 茨の道になりかねないのに それでも 先に進み行くことを選択した とてもとても立派だよ ならば それならばボクが しっかりとちからになろう 遠慮しないで乗るがいいサ 快適さは保証できかねるけれど はだし…

殺戮の堪能(一次創作 詩017)

闇の中を貫くように そして力量を見極めるように お前の視線を放て お前の視線で射抜け 恐るることなど どこにもありはしない 爪でなぎ払い 牙で切り裂け 欲のままに 思うがままに 殺戮を堪能しろ 屠る相手の悲鳴を 今宵の美酒と共に味わうがいい

余裕って作るもの(一次創作 詩016)

どうしてこんなにも 落ち着いた佇まいでいられるのか あなたは不思議そうね わたしだって いついつもこんなに フツーの表情しているわけじゃない 本当は敵が恐ろしくて 生命の危険がとなりにあって おうちまで逃げ帰りたい気分よ だけどさ 余裕って作るもの…

幸不幸(一次創作 詩015)

オレは敵を見つめているんじゃない 空気を見つめているんだ わからないかな? そうだな 「気配を見ている」 でどうだ? ニンゲンには見えないのか 不幸なものだな オレたちには見える 陽炎のように 空気が気配が 燃え立つんだよ 不幸 と言ってしまったが 見…