創作全般よっこらしょ

二次創作とか、詩など 日常のことも (現在一部の記事に画像障害が発生しています)

答えの先にあったもの(一次創作 詩185)

やさしかったトンボさんとお別れして わたしは、教えてもらった場所に来た とっておきの、本当だったら 秘密にしておきたいところなんだって 朝陽がゆっくり、そっと 周囲を明け色に染め上げていく ひかりたちがキラキラと踊って わたしも包まれていく こん…

耳に届いたささやきと(一次創作 詩184) 

飛んでいってしまった、トンボさん かすかに、本当にかすかに空気を震わせて そのささやきが、わたしには さようならだけど、またね って聞こえたの トンボさんは、自由に飛べる もしわたしがソラから この地上を眺められたら どんなふうに感じるだろう でも…

ここだけの……(一次創作 詩183)

忙しいのかな それともまさか 嫌われちゃったのかな トンボさん、トンボさん それでもたくさん たくさんお話ししてくれて ありがとう 嬉しかったな、とっても ついって、消えるように 飛んでいってしまったけれど わたしの喜びは ずっとずっと、消えないから…

もう、お友だち(一次創作 詩182)

トンボさん、トンボさん わたしのこと怖くない? 安心していいの たしかにわたしはオオカミだけれど あなたを襲うなんて言うことは いくらなんでもしないから お話、聞かせてくれるの? ありがとう! そうなんだね つらい旅もしてきたんだね わたしと王子と…

お友だちになりたい(一次創作 詩181)

ちょっとわけあって 森の魔女に、身体を小さくしてもらったの ずっとじゃないよ 一時的に、ね えっと 王子に、いろんなところ 連れて行ってもらいたいからなの もちろん、いつもみたいに 手をつないで仲良く それも良いんだけど 本物のマスコットみたいに 王…

ともに(一次創作 詩180)

となりにいてこそ となりあっていてこそ 我らのちからはかたちとなる 我らの道は切り開かれる 恐るるな この先は無限大の時間と空間 ともに歩めば それすらも凌駕されるであろう Pinterestより

「弱さを認める勇気」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

「小さなことだって、積み重ねれば いずれは大きな、山にもなるんだよ」 そう、おとうさんが教えてくれたっけ 実感はなんとなくしかわかないけれど どこかでわたしも、わかってきたよ 大好きなおとうさん わたしの知らないこともたくさん知っていて いつも”…

一瞬こそ久遠(一次創作 詩179)

あそぼう一緒に わらおう一緒に 時間なんてあっという間に過ぎちゃう 寿命なんてあっという間に過ぎちゃう だからこそ ボクたちいまここで あそんでわらって また会おうねって 約束をたくさんしたら 明日だって楽しいいちにち きっときっと えがおのいちにち…

世界(一次創作 詩178)

キミだけの世界があるって言うことは キミが今生きているって言うことだよ Pinterestより

森閑古(一次創作 詩177)

森閑と閑古と 悠久を越えてきたその時間に わたしたちは 何を見られるだろう いざなう道は 何を語り何を告げているだろう 仰ぎ見ても昼なお暗く ただひたすらに 時間が流れ去っていく 思いは千と万と砕けていく 果ては見えない わたしたちの終わりが見えない…

たまにはひとりでも(一次創作 詩176)

ひとりでいるのも そんなに悪いものじゃないです もともとわたしは だれかを引っ張ることや 押してあげることが 主な役割なんですが こうしてひとりだけで 過ごすこともあります ひとりでいるのも たまには良いかなって思います Pinterestより

ひとりじゃない(一次創作 詩175)

わたしは「がんばれ」なんて言わないよ わたしもがんばってきたし あなただって、すごくものすごく がんばり抜いてここまできたんだもの それなのに、さらにがんばったら こころもからだも壊れちゃう 疲れて、苦しくて、つらくって そんなときは誰かに寄りか…

「信じ合うこと」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

あのとき 王子はどんな気持ちだったんだろう わたしの爪は、牙は 怖くなかったのかな きっと、怖くなんてなかったんだね それだけわたしのことを 信頼してくれていたんだ だから、来てくれた お花の束をくれた 「また会いにきたよ」 って 「姫」 って 言って…

曲がりみち(一次創作 詩174)

よう来たよう来た 真っ直ぐの道をよう来たね 疲れたろうよ こっからあとはもう 曲がることもして良いさね 頑張ってきたんだ 真っ直ぐだけが全てじゃないよ 曲がる勇気だって必要サ Pinterestより

そこに価値はあるのか(一次創作 詩173)

それならばこちらに行こうよ なにか感じるのかい いいや、感じないからこそだよ どうして? なにか感じてしまったら うむ そこで答えがわかってしまうではないか ふむむ 道を歩むなら、答えなど無いほうが良いよ そうかもしれないね キミはどちらだと思う? …

あるこう!(一次創作 詩172)

あるこう、あるこう ニンゲンの歌に、そんなのあるね ボクはこの通りネコだけれど 元気はいっぱい 勇気はりんりん だから一緒に あるこう、あるこう おっかないものなんて もう置いてきちゃった 寂しい気持ちなんて もう捨てちゃった ソラも風も みんなボク…

「ぬくもりの冬」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

微笑みが落ちてきた 青い月から、静かにそっと わたしの元に、ゆうの元に ひかりの粒をまといながら 月の微笑みが落ちてきた 星だけは何も言わず きいらりとしている 少しだけはかなく感じる思いが 今夜も良い夜だ 執務に疲れた身に沁みわたる 夜気がそっと…

「永遠が始まるよ」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

寄り添うぬくもり、体温 右隣りのキミはしんと流れるように 今夜も歌っているね 夜月も微笑んでいる 薄く雲もたなびき ねむる森は静かにあって 歌声がそっと耳に入ってくる 風がソラへ運んでいく キミとの永遠が 今夜も始まろうとしているね ボクとキミと、…

それは赦された(一次創作 詩171)

体幹がもうグラグラになって わずかな地震が来ても 苦しい思いをする いっそのこともう 犯すか殺めるかしてください 最期に望んだとしても 赦されることでしょう? Pinterestより

野暮なこと聞かないでください(一次創作 詩170)

ちょっとだけです プンスコしてなんていません ちょっとだけおへそを曲げているんです 怒ってなんていません 泣くわけんてあるわけ ないじゃないですか どう接していいかわからない? えー でしたら カリカリじゃなくて そんな高くなくていいですから ネコ缶…

コスモス咲いたあの(一次創作 詩169)

もうすっかりとそこは 誰かの手によって 整えられてしまっていたのでした なんて 宮沢賢治先生みたいな表現を ちょっと使わせていただきたくなる それくらいに きれいきれいに跡形もなくなっていて ここ実を言うと コスモス咲いたあの小路だったんです それ…

「心配すんな」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

誰かのことが好きすぎて つらくなったり 苦しくなったり したことがありますか ずいぶんとまあ いろんなお相手サマと お付き合いしてきたけれど 今みたいに 思いや気持ちが暴走しかけて 好きなのに苦しい こんな状態になるのは 実のところ初めてかもしれない…

どうかまたかがやいて(一次創作 詩168)

歪んでしまったボクの 小さいけれどかがやいていたもの どこで直してもらえるか キミにきいてもいいかな どうか教えてほしいんだ 一度歪みができてしまうと そうかんたんに補正はできません そっか ならば仕方がないよね またかがやくことができるように こ…

ついてくる(一次創作 詩167)

そんなイイワケをたくさんして 迷っている時間はないよ 大丈夫だって ボクがここについている 動いてみよう やってみよう 大丈夫だって 希望と結果はついてくるもの Pinterestより

B・SN・P・C(一次創作 詩166)

わたし、あんまり本線を走ることはなくて ちょっと緊張しています と言うのも、いざ走るときは あまりよろしくない出来事と ワンセットになってしまうから あ、わたしのことを 「初めて見たよ」 って言うかたも多いかもしれませんね クモヤ143、って言います…

「ありがとう」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

何を得て何を失い そしてまた わたしは何を手に入れたんだろう 茫洋とした記憶の中を 懸命に探り 手を伸ばしてみても 触れられるものは何もなく だけれどもあなたの あなたの笑顔だけが近くに揺らいでいて 間違ったことをしてきたのかな 誰かの涙の上に わた…

笑顔も広くて(一次創作 詩165)

たまには大きく笑おうか 今まではさ うつむいていたり 悲しい笑い顔だったり つらい思いをしていたり 大きく広く笑ってみよう はちきれんばかりに ソラを駆けるばかりに ほらキミの 足元だって笑っているよ Pinterestより

「駆け抜けて、大きくなって」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

もっともっと強くなるんだ わたし、今のままで満足なんてしないの さらなる高みを目指すの 目標はもちろん、おとうさん! 同じく目標は、パパ! おとうさんみたいに、やさしくなって パパみたいな、ステキなゆうしゃになる こんなところじゃ、まだまだなんだ…

越えて見せよう(一次創作 詩164)

駆け続ける 道なんかなくたって もうかまうものか 駆け続ける 木々が開かれていく 風を切り裂いていく どこまでだって かなたまでだって ここで越えていかないと もう戻ることはできない 走る駆ける 中にあるボクそのものを 今こそ越えて突き進む Pinterest…

白い砂(一次創作 詩163)

もうむかしのことになりました 今では使われていない 当時でも古びたプラットフォームから わたしの仲間たちはそれでも 元気よく出発したものです 乗ってくださる皆さんが にこにこと微笑んでくださって 本当に楽しんでくれているんだ その思いがわたしたち…