先にあるのがたとえ(一次創作 詩006)
ボクはもう
自力で走ることも
お世話をしてきた貨車たちを
牽引することもないけれど
こころの中にある
あたたかな何かは
ずっと走り続けているんだ
あの森
あのキツい曲線
あの丘陵地
そして
あの懐かしいひとびと
ボクの中にある
ゆめは走り続ける
先にあるのがたとえ
ボクはもう
自力で走ることも
お世話をしてきた貨車たちを
牽引することもないけれど
こころの中にある
あたたかな何かは
ずっと走り続けているんだ
あの森
あのキツい曲線
あの丘陵地
そして
あの懐かしいひとびと
ボクの中にある
ゆめは走り続ける
先にあるのがたとえ