夕映える(一次創作 詩021)
夏に突入して一ヶ月
みなさんはどんな毎日を
送っていらっしゃいますか
ボクは走り続けています
夕映えの向こうまで
ギラつくオヒサマまで
あたかも手を届かせるように
みなさんのこころこもった
荷物を運び続けています
西陽ですね
ちょっとだけボクも眩しいです
照らされた金属の誇らしいボディが
熱をカッカと帯び始めました
それでも荷物を守り
オヒサマ沈んでも走る
待っていてください
みなさんの笑顔まで
夕方からあと一歩です