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「これから会える!」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作小説

こんばんはです

しばらくの間、また調子を崩してしまって

臥薪嘗胆のともみです

 

まあ、いろいろとありますが

生きていくしか無いんですよね

少しでいいから、前を向いて明日を向いて

歩いていきましょう

 

前置きがマジメだ…

何か起こるかも!?(ないよ

 

 

 

これから会える!

 

 

(こんな感じかな)

ボクはお城の自室、鏡の前でちょいちょいと服装を整えた。

 

王子であることは、もう顔バレで仕方がないことだけど。

あんまり王族っぽくなく、かと言って地味すぎず。

一応、恥ずかしくない格好じゃないとね。

ひとつうなずいて、ボクは廊下に出た。

 

「お出かけですか?」

近衛兵の副隊長に声をかけられた。

ボクのお部屋は、こんなふうにいつも誰かに見守られている。

時おり窮屈にも感じるけど、ありがたいことでもあるよね。

 

「あ、はい。城下町の様子を視察します」

副隊長は大きく首肯した。

「さすが。ですが、くれぐれも危険の無きように」

「はい」

 

会釈して、ボクはててて、と足早に階下に降りた。

中庭が見えてくる。半分ほどがボクの趣味を聞き入れてくれて。

それで育てているお花たち。

 

(なにか、姫に……)

そう思ったけど、つぼみのものが多くて手折るにはかわいそうだ。

(これかな)

カスミソウが咲き誇っていたので、

(ごめんね)

そう、こころで謝ってボクは摘んだ。

 

てろん。

ポケットから、LINEの着信音。あ、マナーモードにしとかないとだ。

 

『無事に出られそう?』

『大丈夫、今からお城出るよ』

一旦立ち止まって、そう打ったら。

姫からなぜか、

尊い!』

のスタンプ。

 

尊い、の?)

かなりわからなかったけど、姫を今回も待たせてる。

小走りになって、ボクはお城を出た。

 

 

 

おしまい

 

 

 

前に、姫のデート前をTwitterで書いたので

今回は、王子サイドから書いてみました

お城から出るのも、きっと逐一大変なんだろうなぁ、などと

どーにも、今回はマジメでしたね

次に何か書くときは、もっともっとはっちゃけよう

 

んでは、いつもどおりおしまいは姫王子でー

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オオカミVer.の姫ですが、王子がにこやかだったので

 

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました