そのときに、またね(一次創作 詩035)
ボクの時間は止まったままだけれど
季節は確実に移ろっていって
次第にボクも、その移ろいに
飲み込まれようとしているんだ
悲しくないし、嘆くことでもない
いつかはこうなることが
ボクには
ボクたちにはわかっていた
だから、止まったままの
ボクの時間だって
いずれまた動き始める
それがたとえ
崩折れ果てる終末なのだとしても
ボクの時間は止まったままだけれど
季節は確実に移ろっていって
次第にボクも、その移ろいに
飲み込まれようとしているんだ
悲しくないし、嘆くことでもない
いつかはこうなることが
ボクには
ボクたちにはわかっていた
だから、止まったままの
ボクの時間だって
いずれまた動き始める
それがたとえ
崩折れ果てる終末なのだとしても