もしも慰みがあるのなら(一次創作 詩050)
泣いていたのは
わたしの気持ちやこころではなくて
大きなソラや
澄み渡った空気や
レールと枕木の
重さに耐えているバラスト
悲しいから
ちがうの
わたしは大丈夫
せめて慰みをいただけるなら
赤く錆の浮き出た
犬釘たちにもたらしてください
泣いていたのは
わたしの気持ちやこころではなくて
大きなソラや
澄み渡った空気や
レールと枕木の
重さに耐えているバラスト
悲しいから
ちがうの
わたしは大丈夫
せめて慰みをいただけるなら
赤く錆の浮き出た
犬釘たちにもたらしてください