ハードラック(一次創作 詩052)
ゆっくりではあれ、下ってみた
ふと振り返る
ああ、それなりに急な坂だったんだ
わたしもどこか、いっしょかな
下って、上ってまた下って
そのことに対して
別に人生を当てはめたいとか
そんなことじゃないの
どっちかって言えば、運勢
だってわたしはずっと
ハードラックって言われるような
そんな運勢に見舞われている
だけどさ
立ち止まって振り返ると
なんとなくだけど、わかるんだよ
これからは大丈夫、とかね
どっかしらで見ていた
晴れた日の青いソラが、また
笑ってくれているのを信じて
信じて
わたしにも笑みがこぼれたから
だからかもしれないな