平等で残酷で(一次創作 詩114)
いつまでもずっと
この時間が流れていると思った
ときの流れは洋々と
果てしなく広がり続いていて
わたしたちは変わることなく
過ごしていけるって信じていた
ときの流れってとても平等で
とても残酷で
許しを得られることもなくて
わたしたちは信じていたんだ
信じていたかったんだ
移ろいゆくものから
必ずや脱却できるに違いないって
いつまでもずっと
この時間が流れていると思った
ときの流れは洋々と
果てしなく広がり続いていて
わたしたちは変わることなく
過ごしていけるって信じていた
ときの流れってとても平等で
とても残酷で
許しを得られることもなくて
わたしたちは信じていたんだ
信じていたかったんだ
移ろいゆくものから
必ずや脱却できるに違いないって