永遠の楽土(一次創作 詩133)
あなたのおうちから、しばらく行くと
目を見開くお花畑が広がっていて
それはそれは美しく
浄土が、もしも在るのなら
きっとここがそうなんだ、って
誰もがそう思うに違いない、お花畑
小さいけれど、懸命に
楽しい時も嬉しい時も
悲しい時も
そしてお別れの時も
お花畑は彩られている
だからこそ逆に、わたしは
ちょっぴり安心したんだ
永遠の楽土は、こんなにも
恐ろしくなくつらくなく
こころの内側、深いところに
広がっているんだって