果てにあった喜びなら(一次創作 詩142)
そんなにも苦しいんだね
泣き声は怨様に満ちみちて
ぐらりぐらり
世界をも揺らしている
滂沱の涙
視界がかすんでいく
幽寂とした苦しみの果て
慰みにもならないボクの声は
ああそれでも行ってしまうのかい
ならばせめてこの些事であっても
渡せるだろう小さな喜びを
届けられたらどんなにか
どんなにか
そんなにも苦しいんだね
泣き声は怨様に満ちみちて
ぐらりぐらり
世界をも揺らしている
滂沱の涙
視界がかすんでいく
幽寂とした苦しみの果て
慰みにもならないボクの声は
ああそれでも行ってしまうのかい
ならばせめてこの些事であっても
渡せるだろう小さな喜びを
届けられたらどんなにか
どんなにか