創作全般よっこらしょ

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わたしの好きな姫と王子2 ~嘘つき姫と盲目王子 公式イラスト紹介~

こんばんはー。

ゆうちゃんも王様ドラゴンも好きだけど、原点回帰気味に姫王子を愛してるともみでっす。

 

と言うわけでして、今回も公式イラストからのご紹介。正確には、公式ツイートからのイラスト、ですけど。

そんな、ステキ過ぎちゃう姫と王子を、じゃーん!

とする前に、なんで数ある中からこれを選んだのかと言うと。

 

今日、このネタをツイートに使ったからw

 

です。

こちらー。

 

 

では、出し惜しみみたいになっちゃったから、サクッとご紹介!

 

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すべてのコマがかわいいけど、やっぱり姫が……

 

この、

「野菜」=「草」

って言う、ある意味暴力に近い思考が、実に姫らしいと思います。

それに対して、

「草じゃないよ!?」

ってちゃんと答えちゃってる王子も素晴らしくステキねw

 

あー。

いきなりわたしのツイートを載っけちゃったわけですが。

Twitterではわたし、「トモ」なんです。

これも何回かネタにしてるけど、「ともみ」と「トモ」、さぁ本名はどっち!?

どっちでもいいですね、はい。ごめんなさい。

 

そんなわけで、またこんな感じに記事にしちゃいましたが、これからもときどき混ざってくると思われます。

よろしければお付き合いくださいませ!

 

 

おしまいまでお読みくださり、ありがとうございました。

自嘲と謝辞と(一次創作 詩123)

ここに立っていると

自分がいだいている

あれこれの悩みや悔いが

とても小さく思えてくるんだ

 

キミはそう言ってから

小さく笑ったね

わずかに自嘲を含ませて

わずかに恥じらいも含ませて

 

そっか

キミの気持ちが少しばかりわかる

この世界に比べての

悩みの大きさを笑いたいわけじゃなくて

 

きっとだけれど

そう感じてしまったこと

そのものが笑みに値するって

感じているのかな

 

ボクもだよ

そう答える代わりに

半歩だけキミのとなりに

近寄ってみた

 

ありがとう

 

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海とその先と(一時創作 詩122)

もう海は泣いていなかった

消波ブロックはつまらなそうに

ぽうんやりとあくびをしている

 

わたしの涙もいつしか果てた

泣き疲れたままに水平線を見やる

凪いだ海原は何も答えない

 

海とその先と

思いを馳せていたのは

いつの頃だっただろう

 

もういい加減夢から

淡い夢から醒める時なのだ

この海がもう答えを

 

出してはくれないように

 

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「大人への一歩」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作小説

「大人への一歩」

 

 

 

今日は朝から、ゆうが冴えない表情をしている。父親としては、実に心配だ。

食事もそこそこに、藁の寝床に潜り込んでしまったので、わたしはほぼ終わらせた執務の残りを明日にまわし、ゆうの枕元に急いだ。

「どうかしたのかい?」

「なんか、おなかいたいの」

「冷えたかな」

「わかんない」

「おなかのどのあたりだい?」

「奥の方」

「他に、痛いところとかは?」

「無いけど、その」

「うん」

「おとうさん。わたしケガしたのかな?」

「どうしてだい?」

「あの、血。が」

「うん」

「その……」

口をつぐむゆう。頬が赤く染まってきている。

もしかして、とわたしは思う。

ゆう、初潮を迎えた……?

年齢的にみても、もう来てもおかしくはない。少しばかり気が急いてしまう。

赤ん坊の時から育ててはいるものの、こちらはひとり親家庭。わたしには話しづらいことも、これからたくさん出てくるだろう。

「ちょっとだけ待っていなさい」

「はあい」

わたしは、それこそドタドタと寝床を抜け出し、サカサを呼んだ。そして、フローラに急いで来てもらえないか依頼するように、サカサに申しつける。

「ゆうサンのためならー」

言い置いて、サカサがさっと出ていく。わたしは、もう一度ドタドタと寝床に戻った。

「血はどこから出てるのか、聞いてもいいかな?」

「そのっ、あの。おまた……」

確定した。ならば、ゆうの不安を取り除かなければならない。

「安心しなさい、ゆう。それはケガでも病気でも無いから」

「ほんとう?」

「もちろん。だけど、おとうさんには話しづらいだろうから」

「ん……」

「わたくしにお任せになって」

背後からフローラの声。思ったよりも全然早い到着だった。サカサが後ろで大きく、ゼーヒュー息をしている。

「ありがとう」

わたしは素直に礼を述べた。

「ちょっとの間だけ、おとうさまとサカサには席を外していただきたいと」

「わかった、頼むよ。それと、寝床の隅に買っておいたモノがある。とりあえずそれを使って欲しい」

「承知しましたわ」

「助かるよ」

「ゆうサン、ファイトですよ!」

わたしとサカサは、玉座のある謁見の間まで来た。ここならば大丈夫だろう。

「王様」

「うん?」

「その、ゆうサンは?」

「おそらく、と言うか十中八九、生理が始まった」

「ああ! それで」

サカサは話が早い。これだけでほとんどを理解したようだ。

「フローラに来てもらった。正直に言って、わたしから生理用品の使い方を伝えるよりも、ずっと良かろう」

「フムフム」

「ゆうだって女の子。わたしも準備はしてきたよ」

「そうなんデスね。さすが王様」

「お話中、失礼します」

フローラだった。

「ゆうに、とりあえずの手当ての方法を伝えました。おとうさま、さすがですわね」

「そうだろうか?」

「ちゃんと準備があって、ゆうへの愛情を感じ取りました。わたくしも一応、初めてのゆうが困らないだろう分は、国から持参したのですが」

「あれだけの情報で、よくそこまで」

「わたくしとて、一国の王女。ひとつのことから導き出される、さまざまなことを想定しております」

「そうか。助かったよ、ありがとう」

サカサは、うんうんとうなずいている。

「これからも、ゆうが困りそうなこと。ありましたら、遠慮なくお呼びくださいね」

「ああ。お言葉に甘えよう」

「ではもう少し、レディのいろいろな知識を、ゆうに伝えておきます」

「わかった」

わたしがうなずくのを見て、にっこりしたフローラはまた、寝床に入っていった。

「王様」

「うん?」

「そのおやさしさ。サカサは心より尊敬しまス」

「どうなのだろうな。わたしは父親として、できているのだろうか」

「それはもう。どうか自信を」

「そうか。ありがとう」

今日はゆうにとっても、わたしにとっても。大切な一日になった。そしてこれから、少しずつでもゆうは成長し、親離れも始まるだろう。いくばくかの寂しさは隠せないが、誇らしさも同時にあった。

なぜって。

どうあろうと、わたしはゆうのおとうさんであり、ゆうはわたしの大切な娘なのだから。それだけは、これだけは。揺るがせない絆なのだから。

 

 

 

おしまい

 

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いくつになっても、わたしはおとうさんだよ。ゆう