創作全般よっこらしょ

二次創作とか、詩など 日常のことも (現在一部の記事に画像障害が発生しています)

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

時間の澱(一次創作 詩095)

ロングシートの向こう側に 明日のしるし、ずっと広がっていて 思うことぜんぶ 持っていかれそう それははかなさよりも どこかにつながった、時間の澱で 抜け出せるかな 強いお酒に没薬入れて 明日のしるし、ずっと広がったまま 揺られていたい欲求も 途中下…

「あなたに」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

覚えているかな? わたし、なんとかあなたを励ましたくて 摘んだことのなんてない いや、だってわたしのキャラじゃないもの だから摘んだことなかったけど 小さな、それこそあなたみたいに華奢なお花 壊したりしないように そーっと摘んだの 実際、めちゃく…

マニ50 2186 述懐する(一次創作 詩094)

ご覧の通り、桜が咲き誇っていた頃のことでした ちょっと所用があって わたしは外出したんです とは言え、自分だけでは 走ることができないので 牽引してもらった形になります 配給輸送って言うんですけど フツー、ご存知ないですよね ちゃんと用事は済ませ…

「親子の絆」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

おとうさん なんだい? わたしさ、たくさんの困ってるひとたち助けるね! それは良いことだね へへー、本当? もちろんだとも、いいかい、ゆう うん? 困っているひとを笑顔にしてこそ、勇者なんだよ そっか 力が強いばかりではいけない うん こころも強く、…

そんなのウソだ(一次創作 詩093)

星が降ったなんて そんなのウソだ 彗星なんて流れてもいない 街はずっと 深くふかく寝たまま もう誰にも起こせない 起こす資格なんてない ただ眠りの中で 星が瞬き本当の価値を 忘れないようにしてくれるまで 街は眠りに沈み続ける あんな街灯もウソだ 顔を…

相愛性の証明(一次創作 詩092)

見つめ合っていても こればかりは解決しないよね だからこそ 泣きそうな顔をしないでおくれよ ケンカ別れじゃない ちょっとの間だけ わたしは動いてみるの 不安ももちろんあるけど でもこれで 相愛性になれるのなら 泣き顔に浮かんでいる その後悔まがいまで…

練習の成果(一次創作 詩091)

いよいよ、走る順番が回ってきた 自信を持とう 何回も重ねた試運転運用 旅客さん無しの回送運用 大丈夫、できる みんなが祝福してくれている それをも自信につなげよう 車掌スイッチで、ドアが閉扉された 側灯が消える 駅長さんが、緑のカンテラを振った ブ…

わたしの好きな姫 〜嘘つき姫と盲目王子 公式イラスト紹介〜

こんにちは 連続で更新してますが、ちょっとメンタル落ち気味のともみっす こんな時は、姫王子の暖かなイラストを愛でるに限る! と言ったわけでして 公式さまのイラストから、お気に入りをちょっとご紹介、です! オオカミ姿の姫と言えば、耳と目が4つと言…

お悩み相談室(一次創作 詩090)

こ、こんにちは…… 初めまして、ボク、国鉄時代の貨車です あ 名前は、ヤ500型って言います 弟もいます ヤ550型です ボクたち、通称「薬剤散布車」って言われてます あ、そうそう 名前の前に、ちっちゃく「ロ」って書いてあるのは ボク、足があまり速くないの…

「だって夏だもん!」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作小説

こんばんはー 今日は朝から、なんかえちいの書いちゃいましたが、後悔も何もないともみです 今回は、またまたTwitterのお友だちノンキさんからのアイデアを、文章化してしまおうと言う暴挙であります いやそれが、とっても暖かいリプをいただいたので こちら…

全然足りてない(一次創作 詩089)

ぐしゃぐしゃのシーツ 丸まったティッシュが散らばり その中のいくつかは 出された体液を封じ込めた 薄いピンク色が透けて見えていて 破られた個包装たちの数が わたしたちの性欲をものがたる あなたはボクサーブリーフ わたしはショーツに借りたTシャツ エ…

相対的(一次創作 詩088)

こんな未来は予想していなかった 誰しもがそう思うだろう 未来が悲しくつらいものとなれば それも当たり前か ではあっても まだわたしはここにいる ここにいるんだぞと 声をあげたいくらいに 悲しさも嬉しさも 所詮は相対的なもの 今わたしから見れば あなた…

「夏めくのは」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

久しぶりの水浴び! しかも、元の姿で! 本当は王子と一緒にぱちゃぱちゃ 水遊びとかしたかったけど ちょっとお疲れ気味なのかな 王子、お昼寝中 オヒサマが眩しい 空気が夏めいていて 大きな雲がお空にポカンて 近くの森では セミさんたち大合唱 わたしも嬉…

感謝のメールをいただけたよ! 〜日本一ソフトウェアさまより〜

こんばんはー ゆうちゃん(「わるい王様とりっぱな勇者」)をプレイしたいんですが、どうやってもなかなか時間の取れないともみです そんな中 以前の記事にもあります通り、ぽんいちさまからサイン入りポスターをいただけたわけなんですけれども こちらね to…

ぐるぐる(一次創作 詩087)

オヒサマ巡る オヒサマ回る ぐるぐると ぐりぐりと 日輪が動く 時計も動く ぐるぐると ぐりぐりと フォロワーさまからの頂き物です

目の前にこころを(一次創作 詩086)

風をそっと こころの中で待ってみながら 歩いて行こう 夏の香りに わすれものを確かめながら 歩いて行こう 明日はもう すぐ目の前で微笑んでいるから Pinterestより

「勇者の決意」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

ボッコボコの鍋 手には馴染んでるけど 剣と言うか木の枝 だけどマントもあるんだよ! これがね 勇者の装備 勇者の娘の装備 りっぱな勇者になるまで続く 最高の装備品なの! すごいでしょ! 苦労して探して見つけたんだよ おとうさんにも協力してもらって だ…

嬉しい!でも、人生の運を使い果たしたかも

こんにちは タイトル通りですが、運を全て使っちゃったんじゃと、怯える子羊ともみです Twitterの鍵アカウントで、少ないフォロワーの皆さまにはお知らせしていたんですが やっと今日、開封しましたので お知らせ方々、記事にしたいと思います いや、数日前…

湧く力(一次創作 詩085)

貴方が笑って こころから笑って 健やかに楽しく 時間を過ごしてくれるなら わたしなんかの願いは かなわなくたっていいんです 貴方のことを考えると どんなにわたしが無力でも こんこんと力が湧くのです 今はゆっくりおやすみなさい 隣りにいることしかでき…

遠くに近くに(一次創作 詩084)

こころが込められているものには いずれたましいが生まれて宿る わたしもそのうちのひとつ 悲しくも寂しくもないよ みんないてくれるから みんなそばにいてくれるから あなたは寂しいの? それは あなたから遠ざかってしまった だからなのじゃないかな Pinte…

「やすらけきは」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

(おとうさん、よく寝てる) ちょっとだけ眠たい目をこすって ねどこから、もそもそと出る (起こさないように) 月明かりがやさしくて 周りがキラキラして見えた (お手洗いー) 夜、ひとりでお手洗い行くの 怖かった時もあったなあ (わたしも大きくなった…

みち(一次創作 詩083)

この葉ずれ、静けさ 昼間、白くひかるみち 草いきれと熱い午後の空気 いざなわれる先はどこへ 有閑を手のひらに乗せて あゆみは時に重たく 近づいたのは憂鬱 身を乗り出したのはだれ 笑うのはあなた 白昼夢だったら良かったね ひかるみち 白くいつまでもひか…

身近なる(一次創作 詩082)

止まってしまった時間 色も褪せることのない空間 左右に広がるのは 築いてきた経験のあかし 奥まで続くのは これからの体験が待っている回廊 怖いかい? 怖くなんてないよ こうしてボクたちは生きている 経験を眺めて進み 未来の別れみちを いくつも選択して…

届いたのはここの風で(一次創作 詩081)

ああ良い風だ 通っていく吹き抜けていく 緑色の風だ 碧緑に満ちている風だ こころの隅っこまでも持っていかれる 透明に近くて微かな凍りをも孕んでいて わたしも消えてしまう わたしも連れていかれてしまう それでいい 今はもうそれでいい 言葉はもう要らな…

となり、ずっとの(一次創作 詩080)

ふんわりと憂鬱の気配を脱ぎ捨てて 思い出を手に握ってみようか 大丈夫だよ となりにちゃんといるから つらかったね 苦しく悲しかったね それも脱ぎ捨てていい もうはだかになっても良いんだ ボクたちはこれからも こうして可能な限り いっしょにいよう いっ…

「夢の先」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

ありふれた日々こそ、わたしにとっては いや わたしたちにとっては 最上級のしあわせだ 幼かったゆうも いつしか剣と防具を手にして まあ、木の枝となべだが 手にして、しゅぎょうを続けるようになった たくましくなったものだよ こころも、身体も なにより…

呼び声(一次創作 SS08)

「ああ、そうだねえ」 懐かしむような声。わたしのことかと思い、ちょっと振り返る。 「そうとも。苦労が実ったんだよ」 なんだ。ただの世間話か。 ではあれ、ちょっと気になって。歩みをわざとらしくなく止め、店の中を遠く眺めるフリをする。 「いっときは…

解離性同一性障害 ~当事者のちっちゃな決意~

こんばんは ちょっと考えてみたよの、わたしだって真剣になることあるんさなともみでっす 今日はまた、創作のことじゃなくて解離性同一性障害のことを、少し書いてみます ぶっちゃけ、解離が生じている間は 言い換えると、人格交代が起きている間は わたし(…

痛いこと(一次創作 詩079)

後悔したこともたくさんある 後ろ髪引かれたことだって たくさんたくさん それでも結局ボクたちは 進むしかないんだ 嫌でも苦しくてもつらくても こころの痛いこと それは誰かに対しても痛いこと みんなに対して痛いこと だから それらをいだいて生きなきゃ…

「ぜんぜんちがった特別な」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

穏やかでやさしい魔物 おっかなくて凶暴な魔物 いろんな魔物がいるんだね わたし、しゅぎょうを通じて だんだんわかってきた それはね? わたしも素直な気持ちになって 相手の、魔物のことも考えて それで接していかないといけないんだって おとうさんはドラ…