創作全般よっこらしょ

二次創作とか、詩など 日常のことも (現在一部の記事に画像障害が発生しています)

余裕って作るもの(一次創作 詩016)

どうしてこんなにも

落ち着いた佇まいでいられるのか

あなたは不思議そうね

 

わたしだって

いついつもこんなに

フツーの表情しているわけじゃない

 

本当は敵が恐ろしくて

生命の危険がとなりにあって

おうちまで逃げ帰りたい気分よ

 

だけどさ

余裕って作るものなの

信じられない?

 

じゃあ試してみて

(だいじょうぶ)

そう唱えるの

 

いつしかきっと

あなたもこの言葉の意味が

わかると思う

 

みんなそうして生きているの

大丈夫

だいじょうぶ

「待ち合わせて」 嘘つき姫と盲目王子 習作SP with ヨースケさんのイラスト!

それはステキ的な

おはようございます

ポケモンにどハマりしてしまい、ガラル地方でカレーライス三昧のともみです

なので、前後逆ですが、お久しぶりでございます

 

で!

今回は久々になる、「嘘つき姫と盲目王子」の詩

と!!

 

以前ちょこっとだけご紹介させていただきました、ヨースケさんのイラストを

ガガガッとコラボって、新鮮第一冷めないうちにお届け!

 

んもう、ヨースケさんの描く姫王子の世界は

かわいらしいし、愛らしいし…

 

この、身悶えのあまり発狂しそうなよろこびを、ぜひとも分かち合わせてください

 

では、はじまりー

 

 

待ち合わせて

うずうず

ふう

うずるうずる

 

おっそいなあ、王子

うん、わかってる

「王子」だもんね

そりゃ、お城を抜け出して来るのだって

たいへんなの、わかってるよ

 

今日は久しぶりの、城下町デートなんだ

ぜんぜん会えてなかったから

寂しさで、半分死んでたよわたし

 

「待ち合わせて、待ってる時間も好き」

そんな言葉を、森の学校に通っていたころ

聞いたことあるけどね

でもそれって、かなりひとそれぞれだと思う

 

きっとわたしは、こらえ性ってのが欠如してるんだとは

自分でも思うよ?

でもさー

好きなひとと会うんだもん

一刻どころか一秒だって、早く会いたい

そう思っても当然じゃない?

 

だからさっきから

わたしは、うずうず

 

――お手洗い行きたくなってきた

 

でも、ここで待ち合わせ場所から

離れちゃうわけにはいかないよね

 

(会いたいよ、早く)

 

こころの中で、ポツッとつぶやく

 

(髪、おかしくないかな)

(メイク、濃すぎたりしてないかな)

(胸元のリボン、曲がってない?)

 

浮かんでは消える、そんな思い

ポコポコ出てくるたびに、わたしは鏡でチェックする

 

――お手洗い行ったら、パウダールームでちょっと直そう

 

とかなんとかで、お約束の時間をずいぶん回って

 

(遅いよー、おうj)

「姫っ!!」

王子が走ってきてくれた!!

 

いつもの王冠が落ちそうなのも

周りから注目の視線を集めても平気で

 

わたしのもとに来てくれた!

「王子っ!!会いたかったんだよ、すごくすっごく!」

 

なんで

なんで、涙がにじむのよぅ……

 

待ってたんだよ

わたしの

わたしだけの、たったひとりの

 

王子さまを!

いかがでしたでしょうか

ヨースケさん、上手すぎるよ…

姫が、めっちゃかわいい!

 

掲載の許可はいただいています、念のため

 

なんか「魔界ウォーズ」と連携して、ソシャゲで姫王子が活躍っぽいですが

もともと、スマホでゲームをしない人種なので

あんまりわかっていません

Twitterで、情報見る程度ね

 

Twitterと言う単語が出たところで(かなり無理あるけどねw)

 

ヨースケさんのTwitter ID、ご紹介しますね

こちらー

twitter.com

とっても魅力的&かわいらしいイラストを描かれているのと

その、素朴なおひとがらが、こころをやすめてくださいますので

ぜひぜひ、チェックしてみてくださいね♪

 

 

思いの外、長くなりました

ポケモンは無事にクリアしたので、またこちらもちょこちょこと

更新していきたいと思います

 

おしまいは、これ

ポケモン・シールド、わたしのリーグカードですw

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました

幸不幸(一次創作 詩015)

オレは敵を見つめているんじゃない

空気を見つめているんだ

 

わからないかな?

 

そうだな

「気配を見ている」

でどうだ?

 

ニンゲンには見えないのか

不幸なものだな

 

オレたちには見える

陽炎のように

空気が気配が

燃え立つんだよ

 

不幸

と言ってしまったが

見えないほうがもしかしたら

良いのかもしれない

 

力量差のある相手が

近寄るのを察していても

逃げること能わずなら

 

知らぬまま瞬時に

首を狩られるほうが

痛くはあるまい?

 

そう

オレたちはいつも

空気を見ながら生きている

 

だからこそ幸不幸は

生命を落とす寸前に

わかるものだと言うよ

 

どうせ生きるなら

痛みはあっても

感じることのできる

そんな世界で生き抜きたいものだな

Pinterestより)

認めて(一次創作 詩014)

寒いよね

これは確かにつらいよ

貫通幌も凍って

雪が全身に

 

でも

暖房用の電源はあるし

まだ自分自身でも

「行ける!」

って信じているから

 

ここにいるんだよ

 

凍てついた雪の中でも

ボクを認めて

ボクを信頼して

 

寒いよね

だけれども

つらいのはボクだけじゃない

Pinterestより)