トドメ(一次創作 詩199)
遠くでどこかの
戦闘機が飛んでいた
わたしはただひたすら
恐るることもなく
見上げていたんだ
やっとわかったよ
それすらわたしの自己満足で
気づいてからは
笑ってしまうほどの自己嫌悪サ
そんなわたしのどこに
価値がある
言葉にすることすら
恥ずかしいではなくて
もったいない
戦闘機が飛んでいく
ヒマワリさんのように
わたしの首もまわる
このままずっとまわり続けて
まわり切って
牡丹の花みたいに
落ちて汚く踏みにじられろ
笑顔の戦闘機が
うれしい機銃掃射で
トドメ刺してくれえるから