創作全般よっこらしょ

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「どうしたってゲーム大好き!」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作小説

こんばんはー

と言うよりも、めっちゃお久しぶりです

やっと崩しまくってた調子が多少もどって、さあ己と向き合おうか、なともみです

 

いやー、しんどいですわここんとこ

メンタル的に落ちてるのもありますけど、頭痛がひどくて

解離性のものでもあるだろうし、もともとの片頭痛から来ているのもあるし

 

カウンセラーさんには、

「主治医に、検査が必要かどうか聞いてみてね」

と言われてます

あー、そッスよね

検査……ヤダなあw

 

ま、いいや

なので、久々の更新です

そうです

久しぶりに更新するときは、「嘘つき姫と盲目王子」じゃないと、とらのあなへ落とされる、つか、ひらがなで「とらのあな」書くと、まったく違った場所になりますが気にしない

えーっと

姫王子ですw

タイトル通りですけど、今回はこのブログ初なんじゃないかと思うくらい、大量の画像とともにお送りいたしますよー

 

はい

前置きは以上、本文スタート!

 

 

 

 

どうしたってゲーム大好き!

 

 

「おーじおうじ!」

「なあに?」

「なんか、また新しいの入ったんだって!」

「?」

「あ、主語が抜けたか。いつものゲーセン!」

「ああ。で、行こう、と?」

「話が早いですね」

「慣れました」

 

そーなの。

いつものレトロゲーム満載な、うっひょーなゲーセン。

またなにやら入れた、って。

風のウワサに聞いたんだよね。

 

行くしかじゃん!

 

鼻息荒く、わたしは王子の手を引っ張って。

商店街の先のトコを、ゲーセン方面へ曲がったのでした。

ふんごー!

 

「きたこれ、ナイトストライカー!」

「なんだか夜の画面だね。あ、ナイトだから夜なのか」

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「これねー。全国でも300台ぐらいしか出回らなかったんだよ?」

「へええ。あ、じゃあ……」

「そー!めちゃくちゃラッキーなの!」

「姫は、運が強いなあ」

「か、な?では、さっそくプレイします!」

わたしは千円札をくずしてつくった、百円硬貨を一枚、しっかりと握り。

コイン投入、CREDIT 01!

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「車のゲームなの?」

「んー、ちょっと違うかな」

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「でも、道走ってるよ?」

「あ。それはわたしなりのこだわり」

また変なことを、と王子の顔にあったけど。

気にしてたら、レトロゲームは楽しめないのよね。

「つか、シールド9コって。すごいやさしく設定してるなー」

「0になると?」

「そ。ゲームオーバー。うおっしゃ、いくでー!」

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「楽勝だったね」

「最初のステージだしね」

「別れ道だよ?」

「迷路と一緒。右に右にって行けば、いいことあるの」

「はあ」

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「WARNING!」

「ここのボスも、大したことなかったはず」

「あっさりでしたね」

「シールド9コが、心理的に余裕を生んでるのよ」

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「うわ、あぶない!」

「なんのー、まだまだ!」

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「ここのボスは?」

「そろそろ固くなってくるかなー」

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「おお、ここもクリア!」

「かなりドキドキしてるんだよ、これでも」

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「わ!壁が閉まってくるよ!?」

「なんのー」

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「姫!安全運転!」

「いやこれ、ドライブゲームちがう」

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「あ。LAST STAGEだって」

「うん。信じられんほど順調に来たなー」

「ラスボスのいるところ」

「王子もわかってきたね」

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「あ!変身した!」

「変形って言ってあげてね。これが醍醐味なのよー」

「強くなるの?」

「ショットが火力上がるかな」

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「姫、ひめ!ミサイルに当たる!!」

「くー、ここにきてシールド削られてきたな」

「安全運転!!」

「いや、だからね?」

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「ほへー、クリアしたー」

「なんか、ラスボスなのに弱かったね」

「分岐によって変わるみたい、よ?」

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「あ。もとの車にもどった」

「クルマ……。空飛ぶ、のか?」

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「お姫さま助けたの?」

「んー。たしか、テロリストにさらわれた博士の、娘さんのはず」

「花火きれい」

「ねー」

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「すごいね。祝福の花が、空に咲いてる」

「どこまでも詩人だなあ、王子は」

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「あー!やっぱ、ZUNTATAなんだ!」

「なにが?」

「このゲームの音楽を作った人たちのチーム。名曲なわけだなー」

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「なあに、これ?」

「ネームエントリー。イニシャルとか入れるの」

「じゃあ、『姫』の文字をしっかりと刻まないと」

「漢字とかひらがなはムリな気がする……」

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「OJI?」

「うん」

「ボク?」

「うん///」

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「ありゃ。ボクが一位になっちゃった」

「なんとなくいいでしょ?」

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「ほーわー」

「お疲れさまでした」

「クリアできたねえ」

「さすが姫」

 

あ……。

気づいたら、数名のギャラリーさまが。

拍手、ありがとうございます///

 

「いやー、百円玉一枚で、すっごい充実した感じ」

「そうだろうなあ。あれだけ遊べたんだもの」

「王子もなにかやりなよー」

「んー。ボクは見てるだけでも楽しいよ?」

「そかー。王子の必殺技は、クレーンゲームだもんね」

「なんか取れるよね」

「さすがっす」

 

手をつないで、ゆっくり商店街を歩く。

けっこう時間使ったんだな。

夕暮れが近い、金色したお空。

 

「また行こうね」

「うん、姫のプレイ見てるのが楽しい」

 

はー。

今度は、どんな(レトロ)ゲームに出会えるかな……。

 

 

 

おしまい

 

 

 

だー!

画像めっちゃ使いましたw

ただ、やっぱり書いていて楽しいので

このゲーセンは、何度となく出てくると思います

どうかお付き合いくださいませー

 

おしまいは、ちゃんと「嘘つき姫と盲目王子」の画面にしましょかね

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にっこり

 

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました