創作全般よっこらしょ

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「キミとボクの時間」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

こんなにも苦しくなって

鼓動だって不整脈になりかけてて

キミのことを思い出すと

胸の内側が締め付けられる

 

これがきっと恋心

遅いおそいボクの初恋

だからってわけでもないけれど

こころが駆けてしまっていて

 

王子なんて言う

ハリボテの座なんか

捨ててしまってかまわない

後悔なんてここにない

 

だからボクは生まれてはじめて

好きの気持ちを告白するんだ

もう気持ちが暴走しそうだから

とてもじゃないけど抑えきれないから

 

キミがどんな素性だろうと

どんなバケモノだろうと

光を奪った張本人だろうと

いっしょに旅をしてくれた

 

その恩人には間違いないもの

ボクたちのあいだに

さえぎるものなんて

もうなくなってしまったんだ

 

もどかしい

言葉じゃ足りない

いつの日にかボクのはじめてを

ぜんぶ奪い尽くしてほしいよ

 

キミの時間と

ボクの時間を

重ね合わせたい

この世界が終わりを告げるまで

 

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どんな姿だって、キミはキミだよ