創作全般よっこらしょ

二次創作とか、詩など 日常のことも (現在一部の記事に画像障害が発生しています)

2021-01-01から1年間の記事一覧

「姫とボクの」01 嘘つき姫と盲目王子 二次創作小説

姫とボクの 01 思えばずいぶんと遠くまで来た。姫との新天地を求めて、元の王国からだいぶ離れたこの、小さな港町。 「ここにしようよ」「森の中じゃないけど?」「んーん。近くに森も山もあるし、それに」「?」「王子と一緒だから!」 そう言った姫は、パ…

ほのかな安楽(一次創作 詩146)

長く嘆きのこの道はもう さまざまなたましいを 導き送って在るもので それならばわたしを 少しだけ楽に してはもらえませんか 差し出しましょう生命でも わずかばかりでも 安楽を譲ってもらえるのなら Pinterestより

終わり(一次創作 詩145)

疲れたね もう疲れちゃったね 生きているの苦しいね 時間の流れが痛いよね 何もかも無駄だったね することすべて裏目に出たね 良いことってなんだろうね 悪しきことってなんだろうね 消えられたら楽になれるね 煙みたいに消えたいね 笑顔なんて忘れちゃった…

「いっしょのコーヒー」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

どもー、姫ッス だんだんとニンゲン文化に慣れてきて 今日は、なんとね ホットコーヒー、しかもブラックに挑戦だよ! アイスコーヒーは何回か 飲んだことある ぜんぶ、めちゃくちゃ甘くしてだけど ちょっと緊張はしてるな だから王子といっしょに ドトール入…

「サンシャインクリエイション 2021秋」お疲れさまでした!

こんばんはー。 この歳になっても、同人活動は楽しいともみッス。 さて。 タイトルですが、今日はサンシャインクリエイション(以下サンクリ)当日! 一般参加の方も、サークル参加の方も、お疲れさまでした! って。 わたしはどっちにも参加してないけどw …

ポジティブ(一次創作 詩144)

なんてことのない いつもとおんなじ毎日 おんなじ時間の流れ 何かに書いてあった 学校なんてイジメか恋愛ごっこするしかない場所 笑っちゃうね そんなことどうでもいい 善悪の判断なんて わたしひとり頑張ったって 何も起こせはしないんだよね むかしの革命…

「運命と手を携えて」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

運命って、信じてる? ボクはもともと、それほど信じてはいなかったんだ よくさ 「運命を切り拓く」 とか、言ったりするじゃない それを聞くたびに 「ああ、まあそんな考えもあるよね」 ぐらいにしか、感じていなかった 運命って、信じてる? わたし、実はか…

忠誠心(一次創作 詩143)

望まれて君臨はしていない わたしはわたしとして 常日頃から「在る」だけだ ニンゲンと言うものは どうにも関連付けや 意味付けといったものが 大好物のようでな わたしにもさまざまな 勝手極まりない憶測による 事象や物語を作り上げる 悪いことではない か…

果てにあった喜びなら(一次創作 詩142)

そんなにも苦しいんだね 泣き声は怨様に満ちみちて ぐらりぐらり 世界をも揺らしている 滂沱の涙 視界がかすんでいく 幽寂とした苦しみの果て 慰みにもならないボクの声は ああそれでも行ってしまうのかい ならばせめてこの些事であっても 渡せるだろう小さ…

「思いを馳せたその先に」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

いや、正直に言って わたしは子どもを持たないだろうと 漠然ではあっても、そう思っていた かつては殺戮をほしいままにした この血にまみれた魔王のことなど 好いてくれるものは現れぬものと そう思っていたからだ ものごとはわからない 人生というものもわ…

伝えたい(一次創作 詩141)

殴り合いもするさ 噛みつきあったりもするし ケンカもするさ だってそのぶん ボクたちは仲が良いから 本気で気持ちを 伝えたいからさ Pinterestより

ため息とくるくる(一次創作 詩140)

待っているのもそろそろ飽きて だけどこちらから何かの 行動を取ることもできなくて いつもとおんなじ道を歩き いつもとおんなじ時間を ただ消費している 変わらなきゃ わかってる できていれば苦労はしないよ 風に乗ったため息ひとつ くるくる舞って視界の…

ゆるゆると(一次創作 詩139)

ぬくもりが突然欲しくなった ゆるゆると流れる時間の中で ただぽうんやりとあくびをするみたいに キミの背中に体重を預けちゃって もう悲しみなんて ここには存在していないのサ かるく口笛を吹いて かっこつけてうそぶいてみる 小川の流れもゆるゆると ちゃ…

歩く(一次創作 詩138)

ひとみは丸くても真っ直ぐに 歩く そして歩く まだ世界は小さく見えて だけれどもどこへ歩いても 果てのない世界に 驚いてびっくりして ひとみを前へクッと向けて 歩く そして歩く Pinterestより

「星を見に行こうよ」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

キミと星を見たいんだ 流れる星もずっと瞬いている星も みんなボクたちを照らしてくれている かそけきものかもしれないけれど そこには精一杯の思いがつまっていて ほんのりと温かみを感じないかい? 無理に話すことはないよ だってボクたちの間には いつだ…

ついっと(一次創作 詩137)

おやおやどうも こんなところで一休みですか 疲れちゃったんですね わたしもこれでは 動きが取れませんが いいでしょう存分に 休んでいってくださいな また飛び立てる その力がチャージできたのなら ついっとお行きなさい せっかくですから 一緒にパチリして…

コスモス笑顔(一次創作 詩136)

コスモスロードは微笑んでいた 昼なお明るく感じるこのみちで ほろほろこころがほどけていくように それは見る人によって 景色も何もかも違うけれど どこかに懐かしさをはらんで 吸い込まれていく すべてがバラバラとなって 陽のひかりが拍車をかける 笑って…

「姫、超高難度ゲームクイズに出演する!」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作小説

「姫、超高難度ゲームクイズに出演する!」 司会のサカサが、ジャグリングでマイクを操り、挑戦者である姫は、気合とスタジオに満ちる照明の熱で湧いた汗を、ゆっくりハンドタオルで拭いた。その姿はいにしえの闘技場で相手を待つ、戦士のそれに近かった。意…

「好きなのはね」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

好きなのはね やっぱり、おとうさん 大きくって力が強くて なのに、とってもやさしくて わたしのことを、いつも 心配してくれている 好きなのはね やっぱり、パパ 伝説になって語られる それくらいにりっぱな とってもりっぱな、勇者だった きっと、やさしか…

「王子、風邪をひく」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作小説

王子、風邪をひく 「あー、あるね。熱」 わたしは横になっている王子から、体温計を受け取って言った。37,9℃と言う、ビミョーな体温。王子は少し苦しそうに咳き込んでいる。 「寒くなってきた」 咳き込みながら、ベッドの中に潜り込む王子。いつもの端正な顔…

歩いていける(一次創作 詩135)

この足元から続いていく あなたのこころへたどる道 きっといつの日にか ともに手を取り合って 進めるものだろうと 信じていれば疲れていても まっすぐではなくとも 歩いていけるって 晴れたソラかなた 遠く夢見ていた あこがれへと なつかしさへと 差し伸べ…

風といっしょに(一次創作 詩134)

そんなに、興味ない、なんていう 顔はしないでくださいね 少しばかり寂しいですし ちょっと悲しくもありますから だって今日も 懸命にオヒサマを向いて ひかりを可能な限り いっぱいいっぱいに浴びて すうのすうのと 背筋を伸ばしています はらとうとはらと…

永遠の楽土(一次創作 詩133)

あなたのおうちから、しばらく行くと 目を見開くお花畑が広がっていて それはそれは美しく 浄土が、もしも在るのなら きっとここがそうなんだ、って 誰もがそう思うに違いない、お花畑 小さいけれど、懸命に 楽しい時も嬉しい時も 悲しい時も そしてお別れの…

なやまない(一次創作 詩132)

なやまない なやんだとしても悔やまない 時間はとても平等に 文字通り等しく流れる そして苦しさもいずれ 流し去ってくれる 悔やんでいい だけどなやみすぎても なかなか解決までは 持っていけないものだよ Pinterestより

「雨に包まれて」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

秋雨の一日 霖雨が立ち込めるように 森に広がっている 霧のような雨に音は無く どこかぽやあんとした 眠気に近い空気が満ちる 姫はきっと オオカミの血がさせるのだろう 少々だるそうに 朝から横になっている (心配いらないからね) そう言われてはいるが …

弱ささえまた(一次創作 詩131)

決して照れているわけでは無いんですが 注目されてしまうと この胸もドキドキとするものですね 大丈夫です 任せてください わたしはそんなに 弱く在るわけでは無いのですから Pinterestより

かがやきを(一次創作 詩130)

張るんだ胸を、凛とりんと 恐れず歩め、すっくと立って 怖いものなどもはや無い ソラだって、まばゆくひかり わたしを導いている 前を向こう、冴えた視線で 歩いていこう、果ての果て わたしの道はかがやいている Pinterestより

まふまふさんに見る、オトナたちへのメッセージ

こんにちは。 ちょっと外に出ていたら、蚊に喰われまくったけど、わたしの血が美味しいはずがないともみっす。 アレなんですよね、蚊も。かゆくしないなら、ちょっとの量なんだから献血してあげるのに。あのかゆさがたまらなくイヤ。早くいなくなってくれな…

お友だちにプレゼントしましたその2 〜わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩〜

こんばんは。 ちょっと調子の落ちてきている、まあ仕方がなきのともみです。 では、昨日のお知らせ通り。 プレゼントしました、もうひとつの方の作品をば。 誕生と言う祝福 プレゼント、よし! お花、よし! お祝いのカード、よし! 背後から、そんな掛け声…

お友だちにプレゼントしました! 〜嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩〜

こんばんは。 やっと秋めいてきて、心の底から嬉しいともみっす。 さてー。 Twitterのお友だち、ずいっちさんにお誕生日プレゼントとして。 詩(みたいなの)をふたつほどお贈りしたんです、ちょっと前に。 それを2回に分けて、ここに載せようかな、と。 で…