創作全般よっこらしょ

二次創作とか、詩など 日常のことも (現在一部の記事に画像障害が発生しています)

二次創作

「いっしょのコーヒー」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

どもー、姫ッス だんだんとニンゲン文化に慣れてきて 今日は、なんとね ホットコーヒー、しかもブラックに挑戦だよ! アイスコーヒーは何回か 飲んだことある ぜんぶ、めちゃくちゃ甘くしてだけど ちょっと緊張はしてるな だから王子といっしょに ドトール入…

「サンシャインクリエイション 2021秋」お疲れさまでした!

こんばんはー。 この歳になっても、同人活動は楽しいともみッス。 さて。 タイトルですが、今日はサンシャインクリエイション(以下サンクリ)当日! 一般参加の方も、サークル参加の方も、お疲れさまでした! って。 わたしはどっちにも参加してないけどw …

「運命と手を携えて」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

運命って、信じてる? ボクはもともと、それほど信じてはいなかったんだ よくさ 「運命を切り拓く」 とか、言ったりするじゃない それを聞くたびに 「ああ、まあそんな考えもあるよね」 ぐらいにしか、感じていなかった 運命って、信じてる? わたし、実はか…

「思いを馳せたその先に」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

いや、正直に言って わたしは子どもを持たないだろうと 漠然ではあっても、そう思っていた かつては殺戮をほしいままにした この血にまみれた魔王のことなど 好いてくれるものは現れぬものと そう思っていたからだ ものごとはわからない 人生というものもわ…

「星を見に行こうよ」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

キミと星を見たいんだ 流れる星もずっと瞬いている星も みんなボクたちを照らしてくれている かそけきものかもしれないけれど そこには精一杯の思いがつまっていて ほんのりと温かみを感じないかい? 無理に話すことはないよ だってボクたちの間には いつだ…

「姫、超高難度ゲームクイズに出演する!」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作小説

「姫、超高難度ゲームクイズに出演する!」 司会のサカサが、ジャグリングでマイクを操り、挑戦者である姫は、気合とスタジオに満ちる照明の熱で湧いた汗を、ゆっくりハンドタオルで拭いた。その姿はいにしえの闘技場で相手を待つ、戦士のそれに近かった。意…

「好きなのはね」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

好きなのはね やっぱり、おとうさん 大きくって力が強くて なのに、とってもやさしくて わたしのことを、いつも 心配してくれている 好きなのはね やっぱり、パパ 伝説になって語られる それくらいにりっぱな とってもりっぱな、勇者だった きっと、やさしか…

「王子、風邪をひく」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作小説

王子、風邪をひく 「あー、あるね。熱」 わたしは横になっている王子から、体温計を受け取って言った。37,9℃と言う、ビミョーな体温。王子は少し苦しそうに咳き込んでいる。 「寒くなってきた」 咳き込みながら、ベッドの中に潜り込む王子。いつもの端正な顔…

「雨に包まれて」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

秋雨の一日 霖雨が立ち込めるように 森に広がっている 霧のような雨に音は無く どこかぽやあんとした 眠気に近い空気が満ちる 姫はきっと オオカミの血がさせるのだろう 少々だるそうに 朝から横になっている (心配いらないからね) そう言われてはいるが …

「一緒なら怖いものなど」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

ずっとこうして、わたしたち 試行錯誤していろいろ考えてきて 協力し合ったね ボクは見えていないぶん 少しでも姫の役に立ちたかったよ 姫は最愛のひとだからね これからもきっと 悩むこと、いっぱい出てくる だけどわたしと王子 うん、ボクと姫 考えごとが…

「眠れぬ夜の過ごし方」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作小説

「眠れぬ夜の過ごし方」 自分の娘、その笑顔を見るだけで、わたしはなんとも言えないやさしい気持ちに包まれる。勝ち気で無鉄砲で、まだまだ世の中を知らないゆうだけれども。だからこそ、かわいくいとおしい。 今日も、わたしの姿を見つけるなり、それこそ…

「大人への一歩」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作小説

「大人への一歩」 今日は朝から、ゆうが冴えない表情をしている。父親としては、実に心配だ。 食事もそこそこに、藁の寝床に潜り込んでしまったので、わたしはほぼ終わらせた執務の残りを明日にまわし、ゆうの枕元に急いだ。 「どうかしたのかい?」 「なん…

「わたしの、彼の」 〜ズッキーさんのイラストと共に〜 嘘つき姫と盲目王子 二次創作小説

「わたしの、彼の」 (本屋大賞で一位だって) わたしは墓前に立ち、数ヶ月前に出版されたばかりの書籍を胸にかき抱いて、報告をした。森の中の小さな空き地。この墓地では、少々場に相応しくないような人物が眠っている。 (いつかは、って。夢だったんだも…

「好きを届けたい」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩(R15ぐらい?)

気になり始めちゃった…… その、ね? わたしよりも年下で なのに頼りがいがあって 満面の笑みが、本当に ま、まぶしいの その子の名前は、ゆう 勇気のゆう、勇者のゆう ステキな女の子 それだけじゃなくって か、かわいい女の子なの 出会って最初の頃は わた…

「キミとボクの時間」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

こんなにも苦しくなって 鼓動だって不整脈になりかけてて キミのことを思い出すと 胸の内側が締め付けられる これがきっと恋心 遅いおそいボクの初恋 だからってわけでもないけれど こころが駆けてしまっていて 王子なんて言う ハリボテの座なんか 捨ててし…

「コンシューマゲームだって大好き!」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作小説

「コンシューマゲームだって大好き!」 今日はねー。 王子がわたしのアパートまで遊びにきたの。 え? えっちするのが目的? あー、ね。 それも多少はあるけど/// 今まで、王子を引っ張り回して、城下町のゲーセンへと何回となく行ってるんだけどさ。 LINEで…

「祝福の光」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作小説

「祝福の光」 「よ……。朝だよー」 「にゃー」 「朝だよ、姫」 「むー」 「ひーめー」 「有り余ってヘラる感情なんて」 「?」 「萎えるし映えないもういらない!」 「いや、『メンヘラじゃないもん!』歌ってる余裕あるなら、起きて」 「残酷な王子のテーゼ…

「わたしたちはそれでも」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩(ひらがなあり)

ねえ こんなこと思わない? ボクたちって 本当に数奇な出会い方をしたよね キミは誇らしげな歌声 反面ボクは好奇心 今振り返ると 確かに残酷な出会いだったかもしれない ボクは光を失い キミは歌声を失った でもさ そんな出会い方をしたから お互いのことを…

「今日こそ」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作小説

「今日こそ」 そして彼は心の内で大いなる決心を下すと、勇気凜々たる表情勇ましく、城中を後にしてきたのであつた。 どーわー。 アレだよね、小説って書けそうだけど、そうそう簡単には書けないものだね。 ボクは書いていたノートをパタンコと閉じて、むむ…

「王様だけどおとうさん」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

心配でたまらない ん? わたしのことじゃない ゆうのことだよ 本当にあの子はもう 射られた矢のように 興味の向くものへと すっ飛んでいってしまうのだから たしかにわたしは 王様ドラゴンとしての執務もあり 毎日がなんだかんだと忙しいが ゆうにとってみれ…

「月明かりとプロポーズ」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作小説

「月明かりとプロポーズ」 王様ドラゴンとしての執務をやっと終えて、わたしはゆうの待っているねぐらに向かった。ニンゲンと魔物の交流が、だいぶ平和裏に進んできたのはとても喜ばしいことだが、その余波でゆうと触れ合える時間が、かなり削れてしまってい…

「わたし、もっと強くなる!」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

(いいかい、ゆう。いつだって未来を思い描くんだ) (それとね。いつも言っているけれど、力があることが強いんじゃない) (自分や誰かの悲しみを無くしてこそ、本当の強さだからね) おとうさん、いつもそう教えてくれている だからわたしも それを守って…

「初めてひとりで」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作小説

「初めてひとりで」 嬉しさのあまり、わたしは目を見開いてしまった。 だって、「しゅぎょう」をひとりでできるなんて! 今まで、おとうさんにすっごくいっぱい、お手伝いしてもらってたけど。 今日は、ひとりでふもとまで。 (よーし、頑張ってみる!) お…

「あなたに」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

覚えているかな? わたし、なんとかあなたを励ましたくて 摘んだことのなんてない いや、だってわたしのキャラじゃないもの だから摘んだことなかったけど 小さな、それこそあなたみたいに華奢なお花 壊したりしないように そーっと摘んだの 実際、めちゃく…

「親子の絆」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

おとうさん なんだい? わたしさ、たくさんの困ってるひとたち助けるね! それは良いことだね へへー、本当? もちろんだとも、いいかい、ゆう うん? 困っているひとを笑顔にしてこそ、勇者なんだよ そっか 力が強いばかりではいけない うん こころも強く、…

「だって夏だもん!」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作小説

こんばんはー 今日は朝から、なんかえちいの書いちゃいましたが、後悔も何もないともみです 今回は、またまたTwitterのお友だちノンキさんからのアイデアを、文章化してしまおうと言う暴挙であります いやそれが、とっても暖かいリプをいただいたので こちら…

「夏めくのは」 嘘つき姫と盲目王子 二次創作詩

久しぶりの水浴び! しかも、元の姿で! 本当は王子と一緒にぱちゃぱちゃ 水遊びとかしたかったけど ちょっとお疲れ気味なのかな 王子、お昼寝中 オヒサマが眩しい 空気が夏めいていて 大きな雲がお空にポカンて 近くの森では セミさんたち大合唱 わたしも嬉…

「勇者の決意」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

ボッコボコの鍋 手には馴染んでるけど 剣と言うか木の枝 だけどマントもあるんだよ! これがね 勇者の装備 勇者の娘の装備 りっぱな勇者になるまで続く 最高の装備品なの! すごいでしょ! 苦労して探して見つけたんだよ おとうさんにも協力してもらって だ…

「やすらけきは」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

(おとうさん、よく寝てる) ちょっとだけ眠たい目をこすって ねどこから、もそもそと出る (起こさないように) 月明かりがやさしくて 周りがキラキラして見えた (お手洗いー) 夜、ひとりでお手洗い行くの 怖かった時もあったなあ (わたしも大きくなった…

「夢の先」 わるい王様とりっぱな勇者 二次創作詩

ありふれた日々こそ、わたしにとっては いや わたしたちにとっては 最上級のしあわせだ 幼かったゆうも いつしか剣と防具を手にして まあ、木の枝となべだが 手にして、しゅぎょうを続けるようになった たくましくなったものだよ こころも、身体も なにより…